ローレライ


黄昏紡ぐ空の下

柔らかな日差し揺れたゆたう波の奥底で

あなたへ向けて伝う様に

すべての言葉愛おしんで

意味を磨ぐ澄んだ声で

唄う人魚



押し寄せる寂しさを拭い去って

あなたはあのシャングリラに行ったと唄い続ける



あなたを何一つ知らなくたって

あなたと何一つ異なっていたって

あなたへ向けて伝う様に

唄い続けるの



滲みそうな痛みを押し込んで

悲しみの傷を癒す様に

一人濡れた瞳閉ざして

青の向こうへ

淡い夢を思いながら

求めさ迷う



溢れんばかりの優しさを汲み取って

あなたが待つあのシャングリラを求めて泳ぎ行く



あなたに少しも触れられなくたって

あなたがここにもう居なくたって

あなたに向けて伝う様に

唄い続けるの



唄い続けるの

ローレライ





これはオフ友のzoeから、「人魚」をテーマに作詞して、とリクエストされたので書かせて頂いた詩なんですが・・・。

なんと、zoeさん、これにメロディーを付けて歌として歌えるようにしてくれるそうなんです!!!

素晴らしい!

だって、作曲ですよ作曲!!!!

夢のようで、嘘のようですが、本当の話ですみません!(何訳の分からん事を・・・。

zoeさん、あなたは神です、ありがとうございます、とっても楽しみにしてますね!!

読んで頂いて、ありがとうございました!