メビウス

あなた 考えすぎずもっと気楽でいればいい とは 言ってくれるけど それ以上の事は聞いてくれないのね 理解求めるだけ無駄だって よく分かってるつもりなのに 中途半端に話して いつも後悔 聞いてよ最後まで 聞かないでよ最初から だけど 話さなければ 話さなかったで 考えてしまう事がまたどんどん降り積もる きっと そんな事知る由もないであろう あなたへ送るメビウスの思考

出会いと別れ

人は 皆何処かへ足早に行き交い 生まれる時も 死ぬる時も 一人きりとなる 別れとは 悲しみ 惜しみ 嘆く物 決して慣れてはならぬ物 出会いとは 楽しみ 慈しみ 喜ぶ物 決して求めずにはいられぬ物 無数の一期一会に 涙し笑え 誰も逃れる事のできぬ 宿命と言う名の下に

もう一度

誰かを信じていいですか? 他の何でもないただ一人の人間のために 誰かを愛していいですか? 他の誰でもないただ一人のあなたのために

巡り来る季節

枯葉一片舞い降りる午後 夏の終わりを知る 二度と戻らない予感胸に 物言わぬ空っぽのサナギの様に 真っ青な景色の中立ち尽くしていた 季節が過ぎるたび襲い来る衝動を胸に抱いて 静けさに紛れた 止め処なく巡る季節に 溶け込めるのはいつの日か

ディスカバリー

新しい発見をする度 古い何かを捨て去っていくけど 懐かしい発見をする度 古い何かの中に新しい発見がある 時代は回るという事が本当なら 新しくない物などこの世には何一つ無く 古くない物などこの世には何一つ無い
やってしまいました・・・・・・!!! 中に一つだけ物凄い季節外れの詩を入れる羽目になってしまいました・・・気にしないで下さいぃ!!!! 何度も何度も巡って来る、同じではないけれども同じ様な瞬間があります。 例えば、いつまで経っても愛され続けてカバーリメイクされ続けている歌や曲。 また例えば、誰かとの出会いも、別れも繰り返し。 時代は回り、季節は巡り、その中を生きる自分もその思考も一途にROLL・・・かもしれません。 読んで頂き、ありがとうございました。