例え嘘でも

君は僕の友達 気持ちだけの上でのね 君は僕の恋人 人間というだけの上でのね 君と言う人格が好き 君と言う性格が好き 例え別れてしまっても 僕の友達であり恋人 単なる思い違いでも きっと永遠にね

繰り返さないために

ついていかなくてもいい それ位判断できる頭を持って 後から 連れて来られた なんて 見苦しい言い訳はしたくない あの人がやるから私も なんて 間違ってる 自分と誰かは余りにも違う ついていかない勇気を持って

眠り

気力も体力もボロボロになって床に就いた時 急にこみ上げた物ポロポロと涙になって溢れ (情けない)その言葉だけが胸を掻き立てる そこには何も残ってなどなくて たくさんの想いが募るだけで・・・ (早く夢に辿り付けますように)と 祈りながら瞳を閉じた

レクイエム

「許すわ」 目を閉じ耳元で優しく囁いて 私は貴方を愛すると決めた どんな事も全て どんな時も全て 今までを何もかも 貴方を 私を 鎮めたかったのは誰の心だったのかは 聞かないで 聞かないで

一人旅行

瞼を閉じるだけで 誰も居ない世界へ行ける 闇はこんなにも真近にあった 残像も全て消え去ってゆく 外側から光が射すと 閃光が走る世界へ行ける 心地よい波の音をたて 現れては消え 現れては消え 瞼を開ければ 皆が居る世界へ行ける 決して消える事の無い 瞳に写る 安心の世界
大きな判断をする前、考え事をする前、眠る前、あなたはどんな事を瞼の裏に描きますか? 誰かへの謝罪ですか、祈りですか、意志の決意ですか、それとも真っ暗ですか? 目を瞑って見えてくる物はあなたに何をもたらしますか? 私は・・・・・っと、これは各々の心の中にのみ秘めておく事にしましょう。 どうかあなたが、私が、再び瞳を開いた時、そこに世界がありますように。 読んで頂いてありがとうございました。