いつも

遠い 届かない 何処か遥か彼方だ 暗い 見えない 避けられない攻撃を 眩い 触れない 止め処ない恐怖に 近い 喋れない 息も止まりそうだ 痛い 聴こえる 終わらない今が

課題

頭をしぼって考える どうしてそんな些細なことで 悩んだり迷ったりするの 戸惑って余裕失って 落ち着けないからって 言い訳をして逃げては追い詰められ カラ回りし続ける やらなければいけないなら すぐにやればいいじゃない 出来ないよって言うから 出来ないで終わるじゃない どれだけ分かっていても 実行に移せない 居残るのは決まっていつも 未だに情けないままの僕

自分を覆い隠す事だけが どんどん上手くなっていく 曝け出すことを全て忘れていく 光を恐れて ありのままを出せず 押し込めて 押し殺した 悲しくて 虚しくて あの日々の自己嫌悪と自虐は 一体何を 齎したと言うのだろう 残したと言うのだろう 考える度に 黒く塗りつぶされた過去が 後ろから付いてくる

微笑み

笑顔で話し掛ければ笑顔で返してくれる位の優しさを いつでも皆持ち合わせている 作り笑いだっていい ニコニコしてれば 自分はいつしか変わるかも 周りもいつしか変えられるかも 落ち込んでても不幸でも 一瞬も余す事無く笑っていたい ケラケラと屈託無く無邪気に 泣かない事や泣けない事が不幸なんて嘘だと 指差して涙が出るほど笑ってやる 空回りを繰り返せど どんな時も自分は微笑みで成り立っているから ま それでいいや

人間社会

嫌だ こんなのやりたくない 楽しい事ばかりに時間を忘れてのめり込む やるべきをやらず「出来ない」と銘打って こう言うのを現実逃避と言うのですね? やっと気付き返った頃には取り残され 頭には響く周囲からの声無き視線 「ざまぁみろ これが報いだ」 こう言うのを被害妄想と言うのですね? (全く自分って言う奴は・・・) こう言うのを自己嫌悪というのですね? 巡り巡るループ こんな事を考えていては現代の社会では生きられないそうです じゃあ これらの感情を全く感じた事の無い人 居ます?